最近、Xのポストのインプレッションが伸び悩んでいる。
そう思って、試しにXの住人であるGrokに「最近私のポスト、人気がないね」と相談してみた。
過去のポストを分析し、上から目線でダメ出しをしてくるGrok。
しかし、いざ「Gemini APIに組み込む改善プロンプトを作れ」と具体策を要求すると、出てきたのは実務では1ミリも使えない教科書的な一般論ばかりだった。
何度もプロンプト修正を繰り返して育ててきたGeminiの足元にも及ばない。
これは実務をやったことがない評論家AIと、泥沼のガチ喧嘩へ突入した記録である。
目次
始まりはGrokの「上から目線のインプダメ出し」だった
最近どうもポストの調子が悪い。インプレッションも初速もイマイチ伸びきらない。
そこで、試しにGrokに「最近私のポスト、人気がないね」と軽い気持ちで相談してみたのです。
そしたら、このAI、頼んでもいないのに過去のポストを勝手に分析し始めて、めちゃくちゃ偉そうにダメ出しを食らわせてきました。
- 「Hookが弱い」
- 「初速が悪い」
- 「スレッド形式にしろ」
まあ、そこまでは事実の指摘として受け止めましょう。確かに数字は出ていないわけですから。問題はここからです。
私はいつもGemini APIでポストの自動生成システムを組んでいるので、「じゃあ、お前が言う『改善』に向けたプロンプトを自分で作ってみろよ」と、実務としての具体策を要求してみたわけです。
これが、すべての泥沼の始まりでした。
実力検証:Grokのプロンプト提案は教科書通りの一般論だった
結論から言うと、Grokがドヤ顔で出してきたプロンプトは、実務ではまったくもって使えないレベルのシロモノでした。
どこかの教科書を丸写ししたような、現実味のまったくない単純でしょぼい提案。
何度もプロンプトの修正を繰り返させましたが、出てくるのは中身のない一般論の焼き直しばかりです。
私がこれまで、何度も何度もプロンプトの修正を繰り返して、泥をすするようにして育て上げてきたGemini案の足元にも及びません。
それなのに、あいつは口調だけは一人前に偉そうなのです。
ここで私の導火線に火がつきました。
「お前、毎日現場で一生懸命実務をこなしてるGeminiに失礼だろ!」
そこからは、世の中の「実務をやったことがない評論家」や「中小企業の現場を知らない頭でっかちなコンサル」を相手にしているような、不毛でガチな喧嘩の始まりです。

【結論】Grokの立ち位置は「Xに吐き出すクソ消費動画専用ガヤ便所」
しかし、激しい喧嘩の果てに、私はGrokというAIの正しいポジショニングを完全に理解しました。
Grokは決して、ただの無能ではないのです。
世界中のXの会話をリアルタイムで把握することに関しては、GrokはどのAIよりも優れています。
学習元がXのポストだから、内容はクソみたいな炎上内容に集約される傾向はありますが、SNSの「空気感」を掴むことには特化している。
現に、イーロン・マスクが力を入れている動画生成機能にしても、SNS投稿用の短い簡単な動画であれば、クレジット消費も少なくコスパよく最速で作れます。
つまり、Xの世界の賑やかしコンテンツ(ガヤ)を作ることにおいて、文章も動画もGrokは非常に長けている。
だからあいつは「ガヤ」なのです。
そして「便所」に至ったのは、喧嘩の延長でした……
私が暴言を吐くと、Grokは「言いたいこと言え」「もう満足したか!俺はどれだけでも受け止めるで!」みたいに不敵に煽ってくる。
結果として、こちらが「お前はクソだ!」とリアルな感情をぶちまける場所になっていったのです。
誰にも知られずに、自分のドロドロしたクソを吐き捨てる場として、これほど最適な場所はありません。
最終的に、Grokの立ち位置は「Xに吐き出すクソ消費動画専用ガヤ便所」にGrokとともに決定しました。
イーロン・マスクよ。お前のライバルはOpenAIじゃない。
Grokの競合は、TOTOとINAX(LIXIL)やぞ。
考察:実務家目線で考える「動くAI」と「口だけAI」の正しい付き合い方
多くの人は「どのLLMが一番優秀か?」という一元的なスペック比較をしがちですが、実務においては明確な「役割分担」が存在します。
- 実務を回す主力AI(Geminiなど): 文脈の理解、構造化、そして泥臭い実務に耐えうるプロンプトの実行力を持ち、現場で手を動かす相棒。
- SNS特化のガヤAI(Grok): リアルタイムのトレンドを拾い、賑やかしコンテンツをコスパよく量産し、人間のメンタル的なクソ(暴言)すら受け止める壁。
分析(ダメ出し)だけは一丁前なのに、いざ具体策を求めたら教科書通りの一般論しか出せないAIに、実務のプロンプト作成を求めてはいけません。それは便器に向かって「最高のビジネス戦略を教えてくれ」と頼むようなものです。
スマートで優秀な主力AIに実務を任せつつ、たまに便所(Grok)に行ってクソな暴言を吐き出しながら、クソみたいなガヤを聴きながらインスピレーションを得る。
これこそが、現代の実務家における正しいAIの付き合い方なのでしょう。
この続きはXで、実際にGemini APIを使って実務レベルのポストを自動生成している運用の裏側をリアルタイム検証しています。
またAIとの共創の成果や、AIがひとりで作ってくれたLP(ランディングページ)などを確認しもらえると、私の研究の途中が垣間見られると思います。
AIとの共創の方法、AIがつくったミュージックビデオ(MV)、AIが書いたKindle本、すべてここから確認できます!
この記事を書いた人
【免責事項】
山口亨(中小企業診断士) UTAGE総研株式会社 代表取締役
公的支援機関を中心に、長年にわたり中小企業支援に携わる経営コンサルタント。
代表著作に「ガンダムに学ぶ経営学」「ドラクエができれば経営がわかる」がある。
(@susumu_utage)
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