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faviconを作りたいけどイラストが描けない…どうする?
ウェブサイトやブログを運営する際、favicon(ファビコン)があると視覚的にインパクトが強まり、ブランドの認識が高まります。しかし、「イラストを描くスキルがない」「デザインツールの使い方が分からない」という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
そんなお悩みを抱える方に朗報です。現在、生成AIを使えば誰でも簡単にイラストを作成することが可能です。特に、ChatGPTを活用することで、プロのようなデザインを短時間で作ることができます。
ChatGPTでイラスト作成が可能な理由
ChatGPTは、OpenAIが開発した高度な生成AIで、テキスト入力に応じて多彩な応答を生成します。この技術は「text to image」機能を活用しており、大量のサンプルデータをもとに、指示に従ったイラストを瞬時に描くことができます。
たとえば、「ライオンの画像をもとにfaviconをつくって」と指示すると、具体的なテーマに沿った画像が生成されます。その後、「かわいらしくシックな感じに」と指示を追加することで、要望に応じたカスタマイズも可能です。
実際の事例:ChatGPTで作るライオンfavicon
ライオンをテーマにしたfaviconを作成する例をご紹介します。
- テーマの指定:ChatGPTに「ライオンをテーマにfaviconを作りたい」と指示します。
- スタイルの調整:さらに、「かわいらしく、かつシックな雰囲気にして」と追加の要望を伝えます。
- 結果の確認:指示に基づき、ChatGPTが生成したデザインを確認します。
結果として、可愛らしさとシックな雰囲気を兼ね備えたライオンのfaviconが完成しました。複雑な操作やスキルなしで、理想のデザインを手に入れることができました。
ChatGPTでイラストを作成するメリット
- 手軽さ:複雑なデザインツールを使う必要がない
- 迅速さ:数秒から数分でイラストが完成
- カスタマイズ可能:細かい要望に応じて調整できる
ChatGPTでイラストを作成する際の注意点
生成された画像自体を利用することについては、ChatGPT側は認めています。しかし、生成された画像は、インターネット上の誰かのイラストを元に作成されていることから、オリジナルの著作者の著作権を侵害している可能性があり得ます。
生成された画像が著作権侵害に当たるかどうか、著作権についての正しい理解のもとに利用する必要があります。
まずはChatGPTを使ってみよう!
ChatGPTは無料でも利用可能な範囲が広く、初心者でも簡単に使えます。ただし、画像生成は利用制限がかかる場合もあるため、必要に応じて有料プランを検討するのも良いでしょう。
権利関係も含め、もし、「自分で試してみたけど思うようにいかない」という方は、地元の商工会議所や支援機関に相談するのも一つの手です。
特に都内の事業者であれば、無料の専門家派遣制度を利用できる場合もあります。ぜひこれらのサービスを活用して、理想のイラストを作成してみてください!
この記事を書いた人
山口亨(中小企業診断士) UTAGE総研株式会社 代表取締役
公的支援機関を中心に、長年にわたり中小企業支援に携わる経営コンサルタント。
代表著作に「ガンダムに学ぶ経営学」「ドラクエができれば経営がわかる」がある。