ガウディ展で見えたのは、独創的な建築の裏側にある「自然への深い敬意」でした。
多くの場合、創造とはゼロから何かを生み出すことだと思われがちですが、アントニ・ガウディは「創造は回帰である」と断言します。
本記事では、展示で触れた逆さ模型やガウディの名言を通じ、現代の私たちが物事に向き合う際に大切な「本質を見極める視点」と「愛と技術」のバランスについて考察します。
目次
ガウディが語る「創造は回帰」という真理
今日のガウディ展で紹介されていたアントニ・ガウディの建築は、一見するととても独創的で特別なものに見える。
曲線の建物、自然のような柱、複雑な構造。
初めて見る人には「新しい発想」「奇抜な建築」にも感じる。
けれど展示の中で語られていたガウディの言葉は、それとは少し違うことを言っていた。
「創造とは新しいものを作ることではなく、本質的で時代を超えて生き続けるものへの回帰である」
つまりガウディにとって創造とは、ゼロから何かをひねり出すことではなく、自然や世界の中にすでにある原理を見つけて、それに戻ることだった。
逆さ模型に学ぶ、無理のない理想的な構造
展覧会にあった「逆さ模型」もその考え方を示していた。
鎖を逆さに吊るすと自然にできる曲線があり、それをひっくり返すと建物の理想的な構造になる。
人が無理に形を作るのではなく、自然が作る形をそのまま建築にする。
だからガウディは「一番丁寧に聞くべき言葉は自然」と言った。
建物の形も、構造も、装飾も、自然の中にある法則を観察して見つけていく。
それは「新しい発明」というより、自然の本質へ戻っていく作業だった。

物事を成功させる順序――「まず愛、そして技術」
そして、もう一つの言葉。
「物事をうまくやるには、まず愛、そして技術が必要」
これは建築の話でありながら、もっと人間の行為そのものについて語っている言葉でもある。
どれだけ技術があっても、そこに愛や思いがなければ本当に良いものは生まれない。
逆に言えば、まず大切なのは対象への愛や敬意であり、技術はそれを形にするために後から必要になる。
ガウディが自然を深く観察し続けたのも、自然を支配するためではなく、自然を敬い、愛していたからだった。
まとめ:ガウディの言葉が教えてくれる「物事への向き合い方」
今日の展示は建築の細かい知識を知らなくても、「模型を見る」「逆さ模型を体験する」「点をつなげて形を作る」という体験を通して、自然の法則から形が生まれる感覚を直感的に理解できるように作られていた。
だから建築の専門的な話よりも、展示の壁に並んでいたガウディの言葉がすっと心に入ってきた。
そしてその中でも「創造は回帰」「まず愛、そして技術」という言葉は、ガウディの建築だけでなく、私たちの物事の向き合い方そのものを示しているように感じられた。
それが安心感として残り、背中を押されたように感じた。
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この記事を書いた人
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山口亨(中小企業診断士) UTAGE総研株式会社 代表取締役
公的支援機関を中心に、長年にわたり中小企業支援に携わる経営コンサルタント。
代表著作に「ガンダムに学ぶ経営学」「ドラクエができれば経営がわかる」がある。
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