経営者が「これだ!」とひらめく?Zohoであなたのビジネスが変わるかも

「うちの会社も、そろそろもっと効率よくできないかな?」

もしあなたがそんな風に考えているなら、特にこれから会社を大きくしていきたいスタートアップや中小企業の経営者さんに、ぜひ注目してほしいサービスがあります。
それが「Zoho(ゾーホー)」です。

正直、私もこれまでは「あ、名前聞いたことあるかも?」くらいの認識でした。
でも先日、あるプロジェクトのためにZohoについて深く調べてみたら、その機能の多さと柔軟性に、思わず「え?もしかして、これって中小企業のビジネスにすごい可能性をくれるんじゃない?」と、思ったんです。

Zohoって、一体何をしてくれるの?

Zohoを簡単に言うと、「ビジネスで使ういろんなアプリを、クラウドで全部まとめて提供してくれる会社」です。
顧客管理(CRM)も、会計も、人事も、プロジェクト管理も、メールも、カレンダーも、それからオンライン予約システムまで、なんと50種類以上もあるんです。
これらが全部インターネットにつながっていれば、どこからでも使えるので、リモートワークもバッチリです。

システム作りの新しい常識?Zohoは「レゴブロック」みたい

Zohoのすごさを説明するなら、「高品質なレゴブロックを作ってる会社」って例えるのが一番しっくりきます。

昔、会社全体のシステムを作るってなると、それはもう「何十階建てもの巨大ビルを、ゼロから設計して建てる」みたいな大仕事でした。
ものすごいお金と時間がかかって、一度建てたらそう簡単には変えられない。

でも、Zohoのアプローチは、それとは全然違うんです。
Zohoは、ビジネスのいろんな機能を、一つひとつすごくよくできた「レゴブロック」として提供しています。

例えば、「Zoho CRM」は顧客を管理するブロック「Zoho Books」は会計のブロック、といった感じです。

これらのZoho製ブロックは、それぞれ単独でもかなり使えるのに、Zohoのプラットフォーム上でびっくりするくらいスムーズに組み合わさって、まるでレゴでビルを組み立てるみたいに、あなたの会社にピッタリのシステムを作れちゃうんです。
いきなり巨大ビルを建てるんじゃなくて、「まずは必要なフロアから作って、会社の成長に合わせてどんどん増築していく」感覚なので、私たち中小企業でも無理なくシステム化を進められそうじゃないですか?

「超専門的な機能」も、もしかしたらZohoと一緒でいけるかも?

では、日本の会計や人事労務みたいに、「ものすごく専門的で、とことん便利な機能が必要な部分」はどうでしょう?
会計ならfreee、人事労務ならSmartHRみたいな、その分野でダントツに強い国産サービスもありますよね。

Zohoのアプリは「どれもそつなくこなせる」のが魅力ですが、もしかしたら、そうした「超専門特化型サービス」に比べると、物足りない部分があるかもしれません。

でも、ここがZohoの面白いところ。
Zohoのレゴブロックは、まるで他の「特別なレゴブロック(他社サービス)」を、カチッと接続できる「穴」を持っているみたいなんです。

API(アプリ同士をつなぐ窓口)を使ったり、Zapierみたいな外部サービス(iPaaS)を使ったりすれば、Zohoのデータと他社サービスを連動させられる可能性もあるんです。
これって、少し手間がかかるかもしれませんが、「この機能だけは譲れない!」っていう時に、Zohoを諦めずに自分にとって最高のシステムを追求できるってことですよね。

Kintoneとの違いは?「コンテナハウス」と「プレハブ工法」で考える

「じゃあ、Kintone(キントーン)とはどう違うの?」って思う人もいるかもしれませんね。
Kintoneもノーコードで業務アプリを作れる、とっても便利なツールです。
Kintoneにも業務に合わせてすぐに使える「サンプルアプリ」や「テンプレート」がたくさん用意されているので、ゼロから全部作る必要なく、手軽に始められる側面も持ち合わせています。

ZohoとKintone、どちらもビジネスをデジタル化するのに役立ちますが、そのアプローチの違いは、まるで建築方法に例えると分かりやすいかもしれません。

Zohoは「コンテナハウス」に近いイメージかもしれません。

あらかじめ、しっかりとした箱(=業務アプリ)ができていて、それらを選んで組み合わせ、積み重ねて、大きな建物にしていく感じです。一つひとつの箱は完成度が高く、用途が明確で、箱同士の接続(Zohoアプリ間の連携)もスムーズに設計されています。

一方、Kintoneは「プレハブ工法」に近いイメージでしょうか。

壁や床、屋根、窓といった基本的な部材は用意されているけれど、それらを使って、あなたの会社の業務にぴったりの「部屋」や「フロア」を、比較的自由に組み立てていく感じです。既成の「箱」をそのまま使うのではなく、「うちの業務はここが特殊だから、この形にしよう」と、細部まで手を入れて形にできる柔軟性があります。

どちらが良い悪いという話ではなく、「会社が何を一番重視するか」で選ぶのがポイントになりそうですね。
Zohoは「既成の高性能な箱を組み合わせて素早く効率化したい」時に、Kintoneは「うちの独特な業務に合わせて細部まで作り込みたい」時に、それぞれ強みを発揮すると言えるかもしれません。

 

経営者なら、ちょっとZohoのことを調べてみてもよいかもです

私自身、Zohoを調べてみ、少しだけZohoの優位性が分かった気がします。
Zohoは、

  • バラバラだった会社の情報が、もしかしたら一つにまとまるかも?っていう期待
  • 会社が大きくなっても、必要な機能を後から追加できるっていう安心感
  • そして、世界中でたくさんの会社に選ばれてる実績と信頼性(実は日本法人も20年以上前からしっかり頑張ってるんですよ!)

これらを全部兼ね備えていて、これからビジネスを大きくしていきたい私たち経営者にとって、「もしかしたら、これってうちの会社に必要なものかも?」って思わせてくれる、そんな存在です。

もし今、あなたの会社で「もっと効率化したい」「情報をもっとスムーズに共有したい」って感じる部分があるなら、ぜひ一度、Zohoの可能性を「ちょっとだけ」調べてみてください。
費用対効果を考えないとならないので、全ての会社で利用したほうが良いとは言えないけど、使える会社もあるかもと思いました。

調べてみれば、きっと、何か新しい発見があるはずですよ!


この記事を書いた人
UTAGE総研株式会社 代表取締役
公的支援機関を中心に、長年にわたり中小企業支援に携わる経営コンサルタント。
代表著作に「ガンダムに学ぶ経営学」「ドラクエができれば経営がわかる」がある。

 

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