最近、X(旧Twitter)やNoteで情報商材を売っている人たちの成長プロセスを改めて観察して、はっきりとわかったことがあります。
表面的には「感情を煽るポスト術」や「バズる書き方」を教えているように見えますが、実際に彼らがやっている本質は全く別にあります。
彼らがひた隠しにする、泥臭い「フォロワー増加の裏側」を構造的に解剖してみましょう。
目次
情報商材コミュニティが雪だるま式に拡大する4ステップ
彼らの拡大モデルを分析すると、単なる発信力ではなく、極めて計算された「寄生と囲い込み」のステップが見えてきます。
1. 他人の威を借る「寄生型」の露出フェーズ
最初は、自分でゼロからフォロワーを増やすことはほとんどしません。
すでに大きな成功者コミュニティや、感情的な盛り上がりがあるインフルエンサーのアカウントに積極的に絡みに行きます。
褒め殺し、同意を煽るリプライ、時には計算された軽い論争(レイジベイト)などで存在感を出し、他人のフォロワーを自分のプロフィールへ誘導(変換)していくのが第一歩です。
2. 相互エンゲージメントによる「疑似コミュニティ」形成
集めた人を「自分のフォロワー」として囲い込み始めます。
「一緒に稼ごう」「この方法で成功しよう」という熱いメッセージを繰り返し、相互フォロー・相互リプライを強く促します。
ここで「身内同士で盛り上がる」ことでアルゴリズムを味方につけ、タイムライン上での露出を強制的に増やしていくのです。
3. 成功幻想を売る「信者化と収益化」のフェーズ
ある程度コミュニティが温まったところで、「この手法を教えます」と情報商材(note、Kindle、オンライン講座など)を販売します。
購入した人を「教え子(信者)」としてさらに深く囲い込み、新しい信者には「同じ手法であなたも稼げる」と伝え、自分と全く同じ行動を繰り返すように仕向けます。
4. 信者が信者を呼ぶ「ネズミ講的」な拡大ループ
新しく入った信者が、また同じように他人のコミュニティに絡み、新たな信者を連れてくる。
これにより、コミュニティが雪だるま式に大きくなっていきます。
ピラミッドの上位者は、さらに高額なコンサルやバックエンド商品を販売し、収益を最大化させていくのです。

情報商材屋の「本当の肝」は超泥臭いコミュニケーション
ここで重要なポイントが2つあります。
感情煽りポストは「入り口」に過ぎない
多くの人が「感情を煽れば伸びる」と勘違いしていますが、実際は「感情煽り+人的な絡み合い作業」がセットになっていないと大きくは伸びません。
最終的に売っているのは「コミュニティ参加権」
信者は「テクニック」を買っているのではなく、「この熱狂の中にいれば自分も成功できるかもしれない」という所属感と成功幻想を買っているのです。
毎日、見ず知らずの人に大量のリプライを送り、相互エンゲージメントを維持し続ける。
この「超めんどくさいプロセス」こそが、彼らの収益を支える本当のエンジンです。
結論:この「消耗戦」は、認知型の人には向かない
この手法は、感情型共感で人脈を広げるのが得意な人には向いていますが、じっくり考えて本質的な価値を提供したい「認知型共感」の人にとっては、精神的・時間的な負担が大きすぎます。
私はこの構造を冷静に観察して、クライアントのビジネスモデルを考えたいと思いました。
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この記事を書いた人
【免責事項】
山口亨(中小企業診断士) UTAGE総研株式会社 代表取締役
公的支援機関を中心に、長年にわたり中小企業支援に携わる経営コンサルタント。
代表著作に「ガンダムに学ぶ経営学」「ドラクエができれば経営がわかる」がある。
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